ドイツ、国際生物多様性の日に森林ハイキングを呼びかけ
発表日:2011.05.22
ドイツ連邦環境省のライヒェ政務次官は、国際生物多様性の日の5月22日、生物多様性保全についての国民の関心を高めるため、ベルリン南西にあるNuthe-Neplitz自然公園を自らハイキングし、国民へ森林ハイキングを呼びかける。同公園は、まとまった自然景観が広域にわたり残される中で多様な動植物が保護されているほか、遊歩道やノルディックウォーキング用ルートがある。また、かつて軍の演習場で現在は野生のシカの生息域となっているグラウアー谷などもあり、訪問者が生物の多様性を見て実感できる場となっている。国際森林年でもある今年は、「みんなで歩こう-森林の多様性に触れる」をテーマに、5月14日~6月24日にハイキング週間を実施。大気の浄化や、地下水涵養、木材の供給、レクリエーションの場など、自然資源と生態系サービスを提供する森林の価値を知ってもらうとともに、次世代へ残していくための、十分な保全と可能な限り自然に近い管理の重要性も理解してほしいとしている。
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