イギリスの水道会社、農家にも有利な入札方式の水質浄化の仕組みを開始
発表日:2012.11.12
イギリス南西部コーンウォール地方で水道事業を行うサウスウェスト・ウォーター社が、農家の河川水質向上プロジェクトを入札方式により選定、支援する新たな仕組みを開始した。同社はイーストアングリア大学等と組み、フォイ川流域の農家が提案するプロジェクトに、1件当たり最大5万ポンド、総額で36万ポンドの資金を支援する。今回、41の農家が応募し、ほぼ半数が採用された。水道会社は河川の水を浄化するため巨額を投じているが、農業による肥料や農薬、家畜排泄物等の流入で、水の浄化費用は増大する。農家の汚染防止プロジェクトを支援すれば、両者にとって利益になる。プロジェクトの内容は、泥水溜、糞尿置き場の屋根、家畜を河川へ入れないための柵の設置等さまざまで、効果的な農薬散布のタイミング等、農薬管理技術の習得を提案することもできるという。この種の公募入札はイギリス初の試みで、入札の設計や運営は大学側が知見を提供した。入札にしたことで農家の主体性を重視するとともに、競争入札のためプロジェクト費用を抑える効果もあるという。
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