環境省と（公財）日本鳥類保護連盟は、平成24年11月26日に開催された「第47回全国野生生物保護実績発表大会」の結果を公表した。同大会は、全国の学校や団体が、野鳥を始めとする野生生物の調査や保護のための活動を通して得た経験や活動状況を発表し、子どもたちの野生生物保護への関心と理解を深める機会とするため、昭和41年から毎年開催しているもの。各都道府県知事から推薦のあった学校等の中から審査会で選考された代表校や団体による発表の後、審査により環境大臣賞などを決定し表彰を行う。今回の環境大臣賞には、沖縄県の大宜味村立喜如嘉小学校「絶滅危惧種ナゴランの増殖の研究」が決定した。また、文部科学大臣奨励賞：2校、林野庁長官賞：2校、（公財）日本鳥類保護連盟会長賞：1校、環境省自然環境局長賞：2校、及び（公財）日本鳥類保護連盟会長褒状：2校、が決定した。