広島県は、広島県県営林J-VERの販売先を決定したと発表した。オフセット・クレジット（J-VER）制度は、国内で実施される温室効果ガス排出削減・吸収プロジェクトにより実現された排出削減量・吸収量を第三者機関により検証し、企業等の温暖化ガス排出量の埋め合わせ（カーボン・オフセット）に用いるクレジットにする制度。同県では、県営林の間伐により、185t-CO2（平成23年度分の森林吸収量）のクレジットを取得している。今回、平成24年11月1日から30日まで、180t-CO2のクレジットについて、購入者を公募した結果、6社に30トンずつ販売することを決定した。同県では、初回販売を記念して、平成25年2月8日に、木製クレジット証書の贈呈式を行うという。