環境省は、平成24年度「環境経済の政策研究」各研究課題の評価結果の概要を公表した。同省では、環境保全の取組が経済をどのように発展させていくのか、経済動向が環境にどのような影響を与えるのか等について調査分析し、環境と共生できる新しい経済社会に向けた将来像の提示や環境政策の戦略的な実施につなげていく研究事業を推進している。今回、第II期「環境経済の政策研究」（平成24年度～平成26年度）における各研究課題（9課題）の初年度（平成24年度）の取組について、審査・評価会による中間評価を行った。その結果、研究計画を満たしていて、かつ優れた研究成果を示している「A」と評価されたのは1件で、その他「B+」3件、「B」5件であった。同省では、各研究課題の平成24年度の成果報告書等の成果について、同省ホームページで公表し、国内外の環境政策に係る議論に貢献していくとともに、引き続き来年度以降の環境経済の政策研究に活用していくという。