環境省、千鳥ヶ淵環境再生プランを策定
発表日:2013.04.05
環境省は、「千鳥ヶ淵環境再生プラン」を策定したと発表した。千鳥ヶ淵は、国民公園皇居外苑の一部で、貴重な自然を有しているが、近年は水質の悪化などの様々な課題が生じている。そのうち、水質については、現在、環境省と東京都により様々な対策を実施しており、今後数年のうちにアオコの大量発生は解消されていく見込みとなっている。今回策定したプランは、水質の改善を機会に、生物、景観、利用などいろいろな面から千鳥ヶ淵とその周辺の将来像と実現の道筋について専門家や一般市民の参加による検討を行ったもの。目指す姿(目標像)として、1)我が国の象徴としての皇居の森と一体化した森と水といきものの空間、2)象徴性、歴史性が継承され、見て、識ることのできる場所、3)サクラなど時代時代の景観、利用と象徴性、歴史性との共存、とした。今後、千鳥ヶ淵とその周辺について、環境省と周辺の関係機関・市民・事業者が協力して実現を目指すという。
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