環境省は、「平成25年度除染技術実証事業」に係る実証試験対象技術の選定結果、及び「平成25年度除染技術実証事業」に係る評価結果を公表した。同実証事業は、今後の除染作業等に活用し得る技術を発掘し、除染効果、経済性、安全性等を確認するもの。今回、実証試験の対象となる除染技術について、平成25年2月14日から5月24日まで募集したところ、136件の応募があり、有識者で構成される委員会において厳正な審査を行った結果、11の技術を選定した。今後、平成25年7月から実証事業を開始し、平成25年11月に結果を取りまとめ、実証試験結果の評価を実施する。また、平成24年度除染実証事業において選定された15件の評価が個別に行われ、除染対象物（路面・コンクリート、土壌、汚泥、水、底質、有機物（炭化、減容）、有機物（焼却、洗浄）、焼却灰、瓦礫）ごとに評価結果が取りまとめられた。なお、同評価結果は、（独）日本原子力研究開発機構福島技術本部HPに掲載されている。