環境省は、平成25年10月30日に開催された中央環境審議会自然環境部会野生生物小委員会で、環境大臣から諮問された「国指定鳥獣保護区及び特別保護地区の指定について」が審議され、諮問のとおりとして差し支えない旨、答申されたと発表した。今回の答申は、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律に基づき、以下の3件の鳥獣保護区等の指定を行うもの。1）国指定森吉山鳥獣保護区森吉山・太平湖特別保護地区の指定：希少鳥獣生息地、2）国指定和白干潟・多々良川河口鳥獣保護区の指定（拡張）：集団渡来地、3）国指定男女群島鳥獣保護区男女群島特別保護地区の指定：集団繁殖地。その他に同小委員会では、絶滅のおそれのある野生生物種の保全戦略の検討状況等について報告されたという。