日本郵船(株)と新日本石油(株)、太陽光エネルギーの船舶推進動力化の共同開発に着手
発表日:2008.08.26
日本郵船(株)と新日本石油(株)は、海上輸送におけるCO2削減の一環として、船舶の推進動力用電力の一部を太陽光エネルギーにより賄うシステムの共同開発を進めることで合意した。これまで、船舶への太陽光発電システム設置は、塩害や振動など設置環境が過酷なことから、乗組員の居住区での生活用途に限られていた。本プロジェクトでは、2008年12月19日に三菱重工業(株)の神戸造船所で竣工予定の自動車運搬船に、合計328枚の太陽電池モジュール、総発電量40キロワットの太陽光発電システムを搭載し、船内系統(440V)に連系させて、モジュールの耐久性能や耐振動性能の検討、大容量の太陽光発電搭載に向けた最適なシステムの検討、及びCO2削減効果の実証を行う。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS