環境省、環境産業の市場規模や事業活動等に関する報告書を公表
発表日:2014.06.06
環境省は、1)「環境産業の市場規模・雇用規模等に関する報告書」及び2)「環境への取組をエンジンとした経済成長に向けて」を公表した。1)は、環境産業の市場規模・雇用規模等の推計結果をまとめたもの。環境産業の市場規模は2012年に約86兆円(前年比約4.8%増)、雇用規模は2012年に約243万人(前年比3%増)となった。2012年環境産業の付加価値額は約37兆円(2012年の名目GDPの約7.8%)、全産業の付加価値額のうち環境産業の占める割合は2000年の5.5%から2012年には7.8%となり、環境産業が日本の経済成長に与える影響が大きくなっている。また、輸出額は約9.2兆円、輸入額は約1.9兆円となった。2)は、環境産業の先進的事例や振興方策等をまとめたもの。海外において環境ビジネスで成功している企業に焦点を当て、複数の企業間で共通する成功要因を、A)戦略、B)機能・プロセス、C)人材の3階層に分けて分析。また、参考として、過去に環境ビジネス関連企業が抱えた代表的な問題の例も示している。
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