(株)ウェザーニューズ、2014年シーズンの花粉飛散傾向のまとめを発表
発表日:2014.06.12
(株)ウェザーニューズは、2014年シーズンにおける花粉飛散傾向のまとめを発表した。これは、全国1,000箇所に設置している花粉観測機「ポールンロボ」で計測された花粉飛散量と、その周辺エリアに住む花粉症の方67,859人の症状をまとめたもの。2014年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、全国で昨シーズン比約60%と、北・東日本を中心に昨シーズンより少なくなり、特に関東地方は花粉飛散量が昨シーズン比7割減となった。しかし、九州や四国の太平洋側では昨シーズンより多い量を観測し、高知県や佐賀県では約5割以上の増加となった。一方、飛散傾向は、飛散開始が昨年より遅れた所が多く、スギ花粉よりもヒノキ花粉のピークが顕著に現れた。花粉症の症状は、花粉飛散量が昨シーズンより少なかったにも関わらず、症状は緩和されなかった。これは、例年は症状が軽減される花粉シーズン後半の3月末~4月に、ヒノキ花粉のピークが顕著に現れたため、重い症状の出る期間が長引いたと推測されるという。
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