ウェザーニューズ、2015年シーズンの花粉飛散傾向のまとめを発表
発表日:2015.06.16
(株)ウェザーニューズは、2015年シーズンにおける花粉飛散傾向のまとめを発表した。これは、全国1,000箇所に設置している花粉観測機「ポールンロボ」で計測された花粉飛散量と、その周辺エリアに住む花粉症の方82,013人の症状をまとめたもの。2015年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、全国で昨年の約80%となり、東北~関東・東海では昨年よりも多く、西日本では昨年よりも少なくなった。また、平年(2008-2014年の平均)の飛散量と比較すると、山形では約130%、青森では約120%など平年より飛散量が多かったエリアはあるものの、全国的には平年の約60%となった。一方、飛散傾向は、昨年と比べて3週間程度短い花粉シーズンとなり、飛散ピーク時期や花粉シーズン終了は全国的に昨年より1〜2週間早く、飛散量がシーズンの前半に集中する傾向が見られた。花粉症の症状については、飛散量が集中したシーズン前半はツライ症状となったが、全国的に昨年より軽めとなったという。
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