オリックス、函館市と青森・風間浦村での地熱発電事業化に向け調査開始
発表日:2014.07.23
オリックス(株)は、北海道函館市および青森県下北郡風間浦村において、地熱発電の事業化に向けた調査を開始したと発表した。同社では、太陽光発電やバイオマス発電などの再生可能エネルギーを活用した発電事業を積極的に推進しており、大分県別府市の温泉旅館において、最大出力1,900kW(1.9MW)の地熱発電所を保有・運営している。今回調査を実施する両地域では、出力2,000kW(2MW)程度の小規模地熱発電所の建設を検討しており、地元関係者の了承のもと、(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)による地熱資源開発調査事業費助成金の採択を受け、事業性の検証のための調査を実施する。北海道函館市では地熱発電調査の第一段階となる「初期調査」(地表調査、文献調査、航空写真解析などにより、地熱資源の可能性を調査)を、青森県下北郡風間浦村では第二段階となる「物理探査」(磁気法探査、重力探査により地下の地熱貯蔵層の位置・深度などを調査)を行うという。
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