埼玉県は、平成25年度の公共用水域、地下水及び土壌の測定結果を公表した。埼玉県、国土交通省、関係市及び（独）水資源機構では、水質汚濁防止法及びダイオキシン類対策特別措置法に基づき、県内の河川、湖沼及び地下水の水質の汚濁の状況、土壌の汚染の状況を監視している。平成25年度の結果は以下のとおり。1）河川（44河川94地点）：健康項目は92地点で測定を行い、全地点で環境基準を達成した。生活環境項目のBODは、44水域中36水域で環境基準を達成し、環境基準達成率は82%となった。2）湖沼（2湖沼2地点）：健康項目及び生活環境項目のCODともに、全地点で環境基準を達成した。3）地下水の概況調査（51市町139地点）では、環境基準を達成した地点は120地点で、環境基準達成率は86%となった。4）ダイオキシン類について、河川水質（22河川39地点）、河川底質（20河川33地点）、地下水（17地点）、及び土壌（58地点）を測定し、河川水質の4河川7地点を除く地点で、環境基準を達成した。