岐阜県、御嶽山噴火に伴い大気汚染物質の測定体制を整備
発表日:2014.09.30
岐阜県は、平成26年9月27日に御嶽山が噴火したことによる御嶽山周辺の大気環境への影響を把握するため、大気汚染物質の測定体制を整備したと発表した。噴火に伴う大気汚染物質には、目・粘膜への刺激を伴う二酸化硫黄(SO2)、呼吸器系への影響がある浮遊粒子状物質(SPM)がある。今回追加で設置したのは、1)大気環境測定車(あおぞら):下呂市小坂町に設置、2)大気自動測定器(SO2及びSPM):高山市高根町及び下呂市萩原町に、大垣中央及び大垣南部に設置していた大気自動測定器を移設。さらに、SO2及びSPMの測定は、一般環境大気測定局の11測定局(岐阜中央、岐阜南部、岐阜北部、各務原、羽島、美濃加茂、笠原、瑞浪、中津川、高山、乗鞍)で、測定している。なお、岐阜県内の大気常時監視測定局のデータでは、噴火前後の濃度に大きな変化はなく、健康影響を心配するレベルには無いという。
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