鹿児島県でねぐらの水から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出
発表日:2014.12.06
環境省は、鹿児島県で、ツルが越冬するために保護区内に人工的に水を張って設置している「ねぐら」の水から、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。平成26年12月5日、鹿児島大学(確定検査機関)が実施している「ねぐら」の水調査において、鹿児島県出水市で採取された水1検体について、遺伝子検査により鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)遺伝子が検出された。同日、水採取地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定した。今回、鹿児島大学(確定検査機関)での確定検査の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)であることが確定した。今回の検出は、ねぐらに張った水からの検出であるため、人の生活や飲料水等に影響は無い。なお、同一地域(11月27日に指定された野鳥監視重点区域内)での続発事例のため、改めて野鳥緊急調査チームの派遣は行わないが、引き続き監視を強化するという。
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