岩手県など4県で野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出
発表日:2016.11.28
環境省は、岩手県で回収された死亡個体等から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出されたと発表した。今回報告されたのは、1)秋田県秋田市の動物園における飼育下のコクチョウ1羽(平成28年11月17日)、2)岩手県盛岡市で回収されたオオハクチョウの死亡個体1羽(同月23日)、3)鹿児島県出水市で回収されたナベヅル等6件(同月20~23日)、4)鳥取県鳥取市で採取されたヒドリガモ/ヨシガモ糞便(同月18日)について、確定検査により、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されたもの。引き続き、野鳥監視重点区域での監視を行うという。なお、糞便調査は、高病原性鳥インフルエンザウイルスの国内への侵入を早期発見するために実施しているものであるが、全国で高病原性鳥インフルエンザウイルスの確定が続発していることから、糞便調査について、平成28年11月28日以降は、新たな地域において糞便から同ウイルスが確認された場合のみ発表することとしている。
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