環境省、第10回エコツーリズム大賞を決定
発表日:2014.12.22
環境省は、第10回エコツーリズム大賞の受賞者を決定したと発表した。同賞は、エコツーリズムに取り組む事業者、団体、自治体などを対象に、優れた取組を表彰し広く紹介するもので、全国のエコツーリズムに関連する活動の質的・量的向上及び情報交換等による関係者の連帯感の醸成を図ることを目的としている。今回、第10回エコツーリズム大賞に応募のあった57件を対象に、審査委員による審査を行った結果、大賞1点、優秀賞3点、特別賞5点の合計9点の受賞を決定した。このうち大賞に選ばれた「小岩井農牧(株)」(岩手県岩手郡雫石町)では、明治24年の創業以来、畜産と林業を柱に「環境保全・持続型・循環型」の事業を継続。100年前の制服に身を包んだガイドが農場の歴史を物語り、その案内のもと参加者は農場内の森を歩き一次産業の体験等を行う。農場のある雫石町だけでなく、周辺地域を巻き込み「環岩手山エコツーリズム」の核となっている。同省では、平成27年1月21日に表彰式及び受賞団体の取組発表を行うという。
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