環境省、第11回エコツーリズム大賞を決定
発表日:2016.03.01
環境省は、第11回エコツーリズム大賞の受賞者を決定したと発表した。同賞は、エコツーリズムに取り組む事業者、団体、自治体などを対象に、優れた取組を表彰し広く紹介するもので、全国のエコツーリズムに関連する活動の質的・量的向上及び情報交換等による関係者の連帯感の醸成を図ることを目的としている。今回、第11回エコツーリズム大賞に応募のあった54件を対象に、審査委員による審査を行った結果、大賞1件、優秀賞2件、特別賞6件、特別継続賞1件の合計10件の受賞を決定した。このうち大賞に選ばれた「富士山登山学校ごうりき((株)合力)」(山梨県富士吉田市)では、富士山全域で、オールシーズン・少人数制にこだわったエコツアーを開催しており、専門性の高いツアー体制を継続し取り組んでいる。地域活性化の面でも、街中にある神社や吉田口登山道を活用し、夏季登山時期以外の観光客の集客を向上させ富士山地域の活性化に繋げている。同省では、平成28年3月10日に表彰式、受賞団体の取組発表と記念講演を行うという。