環境省、一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成25年度)を公表
発表日:2015.01.23
環境省は、平成25年度における全国の一般廃棄物(ごみ・し尿)の排出及び処理状況等について調査結果を公表した。これによると、1)ごみの排出・処理状況は、ごみ総排出量は前年度より減少、1人1日当たりのごみ排出量は前年度より微減した。また、最終処分量は前年度比2.4%減少し、リサイクル率は微増となった。2)ごみ焼却施設の状況は、施設数は減少し、1施設当たりの処理能力は微増となった。また、発電設備のある施設は全体の28.0%で、総発電能力は増加した。3)最終処分場の状況は、残余容量は平成10年度以降15年間続けて減少し、残余年数は平成24年度に対し微減した。なお、関東ブロック、中部ブロック等では、最終処分場の確保が十分にできず、域外に廃棄物が移動し、最終処分が広域化している。4)廃棄物処理事業経費の状況は、ごみ処理事業経費は増加した。なお、平成23年度から国庫補助による災害廃棄物の処理量、経費等を除いている。
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