環境省、一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成23年度)を公表
発表日:2013.03.28
環境省は、平成23年度における全国の一般廃棄物の排出及び処理状況等について調査結果を公表した。これによると、1)ごみの排出・処理状況は、ごみ総排出量は前年度より微増、1人1日当たりのごみ排出量は前年度より微減した。また、最終処分量は前年度比0.4%減少となったが、リサイクル率は微減となった。2)ごみ焼却施設の状況は、施設数は減少し、1施設当たりの処理能力は微増した。また、発電設備のある施設は全体の25.9%で、総発電能力は増加した。3)最終処分場の状況は、残余容量は平成10年度以降13年間続けて減少したが、最終処分量の減少により残余年数が増加した。なお、関東ブロック、中部ブロック等では、最終処分場の確保が十分にできず、域外に廃棄物が移動し、最終処分が広域化している。4)廃棄物処理事業経費の状況は、ごみ処理事業経費は微減した。なお、平成23年度は国庫補助による災害廃棄物の処理量、経費等を除いている。
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