環境省、平成26年度公共用水域及び地下水における放射性物質モニタリングの測定結果(速報値)(中部・近畿・中国四国ブロック)を公表
発表日:2015.01.29
環境省は、平成26年度中部・近畿・中国四国ブロックの公共用水域及び地下水における放射性物質モニタリングの測定結果(速報値)を公表した。同省では、水質汚濁防止法の改正(平成25年12月施行)を踏まえ、平成26年度から全国の公共用水域及び地下水それぞれ110地点において、放射性物質の常時監視を実施している。今回、中部・近畿・中国四国ブロックの公共用水域45地点(河川44地点、湖沼1地点)、地下水51地点で、水質及び底質(地下水は水質のみ)の放射性物質濃度(全β及びγ線核種)の測定を実施。その結果、人工放射性核種は全て過去の測定値の傾向の範囲内であった。また、自然放射性核種は過去の測定値より比較的高い値が検出された1地点を除き、過去の測定値の傾向の範囲内であった。同省では、水環境における放射性物質の存在状況を把握するため、次年度以降も継続してモニタリングを実施するという。
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