大阪府は、大阪初の商用水素ステーション「北大阪水素ステーション」を、平成27年4月21日に開所すると発表した。同府では、「大阪エコカー普及戦略」に掲げた「平成32年度に府内の自動車の2台に1台をエコカーとする」目標の実現に向け、官民連携により、インフラ整備や普及啓発など様々な取り組みを進めている。究極のエコカーとも言われる燃料電池車（FCV）が市販される中、今回、大阪府と大阪ガス（株）との共同事業として、同社が茨木市の府有地を活用して建設を進めていた「北大阪水素ステーション」が完成した。同ステーションは、商用ステーションとしては大阪府内で初めてのもので、都市ガスから水素を作るオンサイト方式としては日本初となるという。