コクヨ（株）は、同志社大学大学院工学研究科の三木光範教授と共同で、オフィスワーカーの知的生産性や創造性の向上と、オフィス照明設備の消費電力量削減を目的に、日本初のLEDを採用したオフィス用照明「知的照明システム」の実用化実験を、2008年11月20日より開始すると発表した。実験をおこなう「知的照明システム」は、三木光範氏が開発した照度センサーと連動して自律分散制御をおこなう照明システムに、同社が研究を進めているクリエイティブワークスタイルの仮説に基づいたワークモードを設定し、個人のパソコンから、仕事の内容に合わせて照度や色温度を変更することができ、最適な照明環境を作り出すことができる次世代のオフィス照明である。LEDの採用と照明環境の個別最適化によって、オフィス内の天井に均一的に配置された蛍光灯照明と比較して、オフィス照明の消費電力量の半減を目指すという。