環境省、(仮称)石巻風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出
発表日:2015.06.25
環境省は、(仮称)石巻風力発電事業に係る環境影響評価準備書について、平成27年6月25日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、(株)ユーラスエナジーホールディングスが宮城県石巻市に、総出力20,000kW(2,500kW×8基)の風力発電設備を新設するもの。石巻市は、「石巻市震災復興基本計画」において、環境にも配慮した災害に強いまちづくりの推進に向け、新エネルギーの導入の実現及び新エネルギー関連産業の集積の推進を掲げている。対象事業実施区域では、近隣に住居が位置しているほか、周辺にハイキングロードが整備されている。また、希少猛禽類等の生息が確認されている。今回の環境大臣意見では、風力発電設備の配置の変更等により、風車の影の影響や騒音の影響を回避又は極力低減すること、等を求めている。
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