NEDO、着床式洋上ウィンドファーム開発支援で新たな事業を助成
発表日:2015.06.25
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、着床式洋上ウィンドファーム(風力発電システムを複数基配置した発電所)の開発を支援するため、新たに1件に対して助成を行うと発表した。日本の風力発電導入拡大には、長い海岸線の特徴を活かした洋上風力発電の導入が不可欠であり、日本の地形や海象特性を踏まえた洋上ウィンドファームの早期実用化が求められている。今回、着床式洋上風力発電の実用化を加速するために、2013年度から実施していた「着床式洋上ウィンドファーム開発支援事業」において、むつ小川原港洋上風力開発(株)への助成を追加した。この事業では、着床式洋上ウィンドファームの建設に必要な環境影響評価などの調査や、変電所等の設計・施工手法等の検討結果を踏まえて、事業化の可能性を明らかにすると共に、建設コスト・運転保守費等および発電コスト等に係る基礎データを取りまとめ、コスト検証を行い、着床式洋上ウィンドファームの早期実用化を目指すという。
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