国交省、ディーゼル重量車及び二輪車の排出ガス規制を強化
発表日:2015.07.01
国土交通省は、平成27年7月1日、ディーゼル重量車及び二輪車の排出ガス規制を強化するため、道路運送車両の保安基準等を改正したと発表した。これは、平成22年7月の中央環境審議会答申「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について」(第10次答申)及び平成24年8月の同第11次答申を踏まえたもの。主な改正内容は、ディーゼル重量車関係では、1)排出ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)の規制を強化、2)世界統一技術基準(UN GTR)の「重量車排出ガス試験方法(UN GTR No.4)」の試験モード(WHDC)を導入、3)エンジン運転サイクル外(オフサイクル時)の排出ガスに対する規制として「オフサイクルエミッション(UN GTR No.5)」と調和させた規制を導入。一方、二輪車関係では、1)排出ガス中に含まれるNOx、炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)の規制を強化、2)排出ガス規制値に係る規制区分を「二輪車排出ガス試験方法(UN GTR)」と整合を図る、となっている。
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