鳥取県は、（株）ウッドプラスチックテクノロジーとの間で、『とっとりの森「カーボン・オフセット」パートナー協定』を、平成27年7月31日に締結し、同社に県有林J-クレジット50トンを販売すると発表した。同県では、森林を活用したカーボン・オフセットを推進するため、カーボン・オフセットに取り組む事業者に県有林J-クレジットを販売している。一方、ウッドプラスチックテクノロジーでは、ウッドプラスチック製品の原料として再利用するペットボトルキャップの分別・回収活動を推進しており、キャップ回収1kgあたり5円をJ-クレジットの購入費用にあてる取り組みを全国で開始する。今回の売買契約に基づき、同社では、平成27年度から平成29年度までのウッドプラスチック製品の製造で発生する二酸化炭素についてカーボン・オフセットを実施するという。