（株）デンソーは、自然冷媒CO2家庭用ヒートポンプ給湯機（エコキュート）の新モデル11機種を、2015年9月1日に発売を開始したと発表した。同製品は、2001年にデンソーと東京電力（株）、（財）電力中央研究所が共同で開発し、自然冷媒（CO2）を使い空気の熱でお湯をわかす給湯機として、世界で初めて製品化された。今回発売するモデルでは、入浴時の快適性や利便性を高めるための機能が搭載された。また、高機能シリーズでは年間給湯保温効率（JIS）を向上させ、更なる省エネを実現している。さらに、塩害地域対応機種、薄型機種などを追加した。同社では、自動車関連部品で培ってきた技術をベースに、HEMSやエコキュート、家庭用蓄電池などを通じて住宅におけるエネルギーの最適利用を促進し、低炭素社会の実現に取り組んでいくという。