静岡県は、「ふじのくにエネルギー地産地消推進事業費補助金」について、2次公募の採択を決定したと発表した。同県では、小規模分散型エネルギーの導入によるエネルギーの地産地消を進めており、小水力発電、バイオマス発電及びバイオマス熱利用の導入を促進するため、新たに助成制度を創設した。補助対象者は、市町（政令指定都市を除く）、中小企業者、非営利団体。補助対象事業は、1）可能性調査事業：小水力発電設備又はバイオマスエネルギー利用設備の導入に必要な計画の作成や調査を行う事業、2）設備導入事業：出力100kW以下の小水力発電設備を導入する事業、となっている。今回、2次公募では、外部有識者等による審査会での結果を踏まえ、小水力発電4件、バイオマス利用2件の事業を採択した。これにより、採択事業は先に採択を決定した5件とあわせて、11件となった。