京都市は、「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト」について、新たに1件を認定したと発表した。同市では、京都の祭りや文化を支えてきた生きものの保全・再生のため、活動する団体の取組を認定し、必要に応じて技術的な支援のための専門家を派遣する「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度」を平成26年9月に創設し、これまでに10件の認定を行っている。今回、第11号認定として、桃山地域女性会のプロジェクトを認定した。同プロジェクトでは、生物多様性の保全及び京都の伝統文化の継承を目的に、特定非営利活動法人葵プロジェクトの支援のもと、同会の会員が自宅敷地内の庭等でフタバアオイの育成に取り組み、京都三大祭の一つである葵祭に提供することを目指している。