日立アプライアンス(株)と東京電力(株)、工場等における省電力かつ快適な空調が可能な置換換気空調方式のエアコンシステムを共同開発
発表日:2009.02.09
日立アプライアンス(株)と東京電力(株)は、工場など、高天井の建屋や発熱機器を有する施設における省電力かつ快適な空調を可能とする「置換換気空調用パッケージエアコンシステム」を共同開発したと発表した。同システムは、置換換気空調方式を採用し、人が活動する床面近くのエリアに向けて冷・温風を送り、人や稼動中の機械から発生する熱による自然な上昇気流を利用し、温度が高くなった空気を室外に排出することで、冷房時により一層の効率化と省電力化を図るもの。同システムにより、従来の建屋全体の空調を実施する方式に比べて、消費電力量・CO2排出量を約3割削減できる。また、建屋レイアウトや空調エリアに適した設置が可能で、空気の流れを感じることを抑えた快適な空調環境を実現するという。同システムは今後、モニターによる実証試験などを経て、2009年秋頃より日立アプライアンスから販売される予定。
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