青森県は、平成27年度末の汚水処理人口普及状況を公表した。同県では、河川、湖沼等の水質保全を図り、快適な生活環境を確保するため、青森県汚水処理施設整備構想（第4次構想）を策定し、汚水処理施設整備を推進している。今回、平成27年度末の青森県の汚水処理人口普及率は77.1%となり、平成26年度末の76.4%と比べて0.7%増加し、県内汚水処理人口は約102.4万人となった。処理人口普及率を各処理施設別にみると、下水道58.5%、農業集落排水等8.3%、漁業集落排水0.7%、合併浄化槽等9.6%であった。このうち、下水道処理人口普及率は平成26年度末と比べて0.7ポイント増加し、下水道整備人口は約77.7万人となった。