大分県、平成27年度大気環境、水環境等の調査結果を公表
発表日:2016.09.30
大分県は、平成27年度の大分県(大分市を含む)の大気環境、水環境、ダイオキシン類、自動車騒音及び環境放射能水準調査の調査結果を公表した。調査結果の概要は以下のとおり。1)大気環境:二酸化硫黄、二酸化窒素、浮遊粒子状物質及び一酸化炭素は、全測定局で環境基準を達成した。光化学オキシダントは全測定局で、微小粒子状物質(PM2.5)は17局中9局で環境基準を超過した。有害大気汚染物質は、1,2-ジクロロエタンを除き、環境基準・指針値を達成した。2)公共用水域:健康項目は砒素が3河川3地点で環境基準を超過した。生活環境項目のBOD・CODの環境基準達成率は、河川(BOD)97.7%、湖沼(COD)100%、海域(COD)90.5%であった。3)地下水の概況調査:硝酸性窒素・亜硝酸性窒素が1本の井戸で環境基準を超過した。4)ダイオキシン類調査:大気、水質、底質及び土壌で調査を行い、全地点で環境基準を達成した。5)自動車騒音:調査した94.6%の住居等で環境基準を達成した。5)環境放射能水準調査:異常は無かった。
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