国土交通省は、平成28年度サステナブル建築物等先導事業（木造先導型）の採択プロジェクト（第2回募集分・第2次補正予算分）を決定したと発表した。同事業は、先導的な木造建築技術の普及と低炭素社会の実現に貢献するため、建築物の木造・木質化によるリーディングプロジェクトを支援するもの。木造先導型における当初予算分では、建築物における木造化・木質化の推進に向けたモデル性・先導性が高いプロジェクトが対象となる。一方、補正予算分では、木材利用に関する建築生産システム等の先導性を有すること等の要件を満たしたCLT工法等による木造の実験棟、が対象となる。今回、平成28年8月31日から10月21日の期間に当初予算分（第2回）及び第2次補正予算分の募集を実施した結果、当初予算分として7件、第2次補正予算分5件のプロジェクトを採択した。