環境省と水産庁、「海洋生物レッドリスト」を公表
発表日:2017.03.21
環境省と水産庁は、「海洋生物レッドリスト」を公表した。海洋生物多様性保全戦略、生物多様性国家戦略2012-2020、海洋基本計画等において、「海洋生物の希少性等の評価」に取り組むこととされたことを受け、両省庁では、平成24年度から海洋生物の希少性評価(海洋生物のレッドリスト)の検討を開始した。今回のレッドリストは、環境省と水産庁それぞれが作成。環境省は、魚類・サンゴ類・甲殻類・軟体動物(頭足類)・その他無脊椎動物の5分類群のうち、これまで評価を行っていなかった443種を評価し、絶滅1種(オガサワラサンゴ)と絶滅危惧種56種を選定した。一方、水産庁は、資源評価を実施している種や小型鯨類など94種を評価し、絶滅危惧種とされた種は無いとした(情報不足1種・ランク外93種)。
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