環境省、レッドリスト2017補遺資料を公表
発表日:2017.10.02
環境省は、レッドリスト2017補遺資料を公表した。同リスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)は、日本に生息又は生育する野生生物について、専門家で構成される検討会が、生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を科学的・客観的に評価し、その結果をリストにまとめたもの。今回の補遺資料は、平成29年3月に公表した「環境省レッドリスト2017」において新たに掲載された35種(亜種、変種等を含む)、カテゴリーが変更された25種(うち4種をレッドリストから削除)の合計60種について、基礎情報(評価種の形態、生態、分布等)、生息状況の変化や随時見直しの評価理由等を解説したもの。すでに刊行されている各分類群のレッドデータブック2014と合わせて、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための基礎的な資料となるという。