大阪府は、平成29年度新エネルギー産業（電池産業）創出事業補助金の公募を開始すると発表した（募集期間：平成29年4月24日～5月30日17時必着）。同府では、大阪・関西のポテンシャルを活かし、「蓄電池」や「水素・燃料電池」を成長分野と位置づけ、その国際競争力の強化に重点的に取り組んでいる。今回、この取り組みの一環として、蓄電池、水素・燃料電池等の関連産業における事業化を促進するため、府内企業による新たな研究開発や試作開発・実証などに対し、その必要な経費の一部を助成する。公募対象者は、現在事業を営んでおらず府内で創業を予定されている方、府内に主たる事業所等を有する事業者。対象事業は、1）電池（蓄電池、水素・燃料電池等）や電池の材料・部材・装置等に関する、あるいは電池を活用した新たな製品の研究・試作開発・実証、2）新しい電池材料・試作品等に係るデータ収集・試験分析・評価、となっている。