北九州市アジア低炭素化センターは、平成29年度中小企業アジア環境ビジネス展開支援事業助成金の公募を開始すると発表した（公募期間：平成29年4月7日～5月10日17時必着）。同助成金は、市内中小企業を対象に、海外で販路開拓につながる実証試験に要する費用の一部を助成するもの。市内中小企業が所有する技術・製品の、海外でのニーズに合わせた現地での実証試験や、海外展開のビジネスモデル構築のためのFS（事業可能性調査）を支援することで、価格競争力・資金力・ブランド競争力を補い、海外での販路拡大を支援する。対象案件は、低炭素に資する環境関連技術･製品（水ビジネス、廃棄物･リサイクル、省エネルギー・新エネルギー等）。助成金額は、助成対象経費の1/2以内で、1）実証枠：助成限度額500万円、2）FS枠：助成限度額200万円となっている。同市では、申請後、事前審査及び審査会を経て、採択案件を決定するという。