(独)海洋研究開発機構、世界で初めてARGOS-3システムによる高速データ通信に成功
発表日:2009.04.13
(独)海洋研究開発機構は、世界で初めてARGOS-3システムによる高速データ通信に成功したと発表した。ARGOS-3は最新のARGOS衛星通信システムで、2006年10月に打ち上げられた欧州気象衛星機関(EUMETSAT)の地球観測衛星MetOp-Aに搭載されている。同機構は、海洋調査船「かいよう」(調査期間:2009年3月10日~3月31日)で、独自に開発したインド洋小型トライトンブイ(*1)をインド洋(南緯1.5度、東経90度)に設置し、新開発の衛星通信機を搭載したブイで、ARGOS-3システムを利用した高速データ通信に成功した。これにより、詳細な観測データのリアルタイム取得を実現し、さらに同システムより開始された双方向通信サービスを利用することで、衛星飛来時だけ発信する効率の良い通信を実現した。これらにより気候変動研究の促進や多くの研究分野への利用拡大、観測ブイデータの効果的な利用の進展が期待されるという。
*1:文科省受託研究地球観測システム構築推進プランにより開発