京都市は、「まちかど生きもの観察記」の作品を募集すると発表した（募集期間：平成29年7月1日～11月30日）。同市では、京都ならではの自然環境や伝統文化を後世に受け継いでいくため、目指すべき生物多様性保全の方向性を示す「京都市生物多様性プラン」を平成26年3月に策定し、生物多様性の保全に向けた行動の必要性を理解するための環境教育・普及啓発の取組を進めている。今回募集するのは、豊かな自然に触れ、生きもののつながりの大切さなどについて理解を深められるよう、身近なまちかどで発見した生きものの情報を作品にしたもの。京都市内で発見した生きもの（昆虫・鳥類・植物等）について、その生息情報や特徴を、マップ・図鑑・絵画・観察日記等に表現したものが対象となる。募集部門は、1）個人の部、2）団体の部である。同市では、生態系や環境教育に関する専門家等による審査のうえ優秀作品を選定し、表彰等を行うという。