東京都は、「東京2020大会に向けた暑さ対策推進事業」の平成29年度補助対象事業を決定したと発表した。同事業は、東京2020大会競技会場周辺で、かつ、観光客等が多く集まる注目度が高い地域において、人の感じる暑さを緩和するクールエリアを創出するため、先進技術等を有する暑さ対策設備の整備に係る経費を補助するもの。今回、中央区および調布市において、以下の暑さ対策を補助対象とすることを決定した。1）中央区（銀座から日本橋に係る中央通沿いの区域及び数寄屋橋公園）：微細ミスト、フラクタル日よけ、減熱ベンチなど、2）調布市（京王線飛田給駅公共通路・飛田給駅から国道20号線までの調布市主要市道33号線）：歩道の遮熱性舗装及び微細ミスト。なお、同事業では、平成31年度（2019年度）までに6か所程度のクールエリアの創出を目指している。