トヨタ・モビリティ基金、水素社会構築に資する革新的な基礎研究への助成を開始
発表日:2017.07.31
(一財)トヨタ・モビリティ基金は、「水素社会構築に向けた革新研究助成プログラム」を創設し、2017年7月31日より公募を開始した。同プログラムは、水素の低炭素化・CO2フリー化、水素と水素システムの大幅な低コスト化に資すると考えられ、概ね2025~2030年頃の実用化が期待される基礎研究を支援するもの。公募は5年間継続する予定で、助成期間は最長3年間としている。1件当たりの助成金額は1,000万円を上限としており、大学・公的研究機関等の水素・エネルギー関連有識者からなる評価委員会による審査を行い、10~20件程度を採択する予定。平成29年度は日本国内の大学・公的機関を対象とするが、平成30年度以降は海外の大学・公的研究機関への助成も検討しているという。
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