大成建設など、循環式養液栽培方式を利用した壁面緑化システムの実証結果を発表
発表日:2017.08.21
大成建設(株)と中国電力(株)エネルギア総合研究所は、循環式養液栽培方式を利用した壁面緑化システムの実証結果を発表した。プランターによる壁面緑化においては、土壌の乾燥に伴う植物の枯死、施肥などの維持管理作業が課題となっている。今回のシステムは、プランターから養液を回収してポンプアップ循環する仕組みを採用することで、高さ方向2mの間隔に配置した複数のプランターに溶液を循環供給できるようにしたもの。両社は、2016年10月から同システムの実証試験を実施しており、さらなる検証を行った上で、2018年度の実用化を目指すという。