環境省と静岡市、日中韓三ヵ国の生物多様性政策に関する情報交換会合(第4回)の概要を公表
発表日:2017.09.01
環境省と静岡市は、日中韓三ヵ国の生物多様性政策に関する情報交換会合「日中韓生物多様性政策対話」(第4回)の概要を公表した。同会合は、平成24年5月に開催された第14回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM14)における合意を受けて、平成25年から開始した事務レベルの会合。今回、平成29年8月31日~9月1日にかけて、政策対話と視察(麻機(あさはた)遊水地および清水港地内のヒアリ対策実施場所)が行われた。対話では、1)Eco-DRR(生態系を活用した防災・減災)に関する取組や課題、2)侵略的外来種対策に関する情報が共有された。また、3)2020年に中国で開催が予定されている生物多様性条約締約国会議(CBD COP)に関する検討や意見交換なども行われた。なお、中国から日本に対して、ヒアリの侵入状況等に係る情報提供の依頼があり、中国側の発生現場の共同視察等が提案された。また、韓国においてもヒアリ侵入の危機感が高まっていることから、三カ国の専門家チームの設置について合意がなされたという。
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