環境省、横浜港におけるヒアリの確認情報を公表(17例目)
発表日:2017.09.06
環境省は、横浜港において、特定外来生物のヒアリ(Solenopsis invicta)が確認されたと発表した。これは、ジブチ共和国・ジブチ港から出航しオマーン国・サラーラ港及び中国・寧波港で別の船に積替えられた後、平成29年8月15日に横浜港大黒ふ頭(横浜市鶴見区)で陸揚げされ、陸路にて同港本牧ふ頭(同市中区)の運送事業者敷地内に運ばれた貨物コンテナ(1個)内部より、9月4日に発見されたもの。発見された個体(全て働きアリ・約60個体)は、すでに全て殺虫処分しており、確認地点周辺や当該コンテナが一時的に留め置かれた地点周辺では、横浜市と運送事業者によりベイト剤(殺虫餌)及び捕獲トラップが設置されている。また、現段階では、大黒ふ頭・本牧ふ頭周辺からの発見情報はないため、ヒアリが当該地域周辺で定着し、繁殖している可能性は低いと考えられるという。なお、6月の国内初確認以降のヒアリの確認事例は9月6日現在で11都府県・17事例となった。
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