環境省、岡山県笠岡市におけるヒアリの確認情報を公表(19例目)
発表日:2017.09.20
環境省は、岡山県笠岡市において、特定外来生物のヒアリ(Solenopsis invicta)が確認されたと発表した。これは、中国・廈門(あもい)港を出港した貨物船にて、平成29年9月14日に兵庫県神戸市の神戸港に陸揚げされ、コンテナから搬出されて、陸路にて岡山県笠岡市の事業者敷地に運ばれた積荷より、同月15日に発見されたもの。発見された個体(無翅女王アリ1個体)は、すでに殺虫処分しており、確認地点周辺にはベイト剤(殺虫餌)及びトラップが設置されている。また、現時点では陸揚げした神戸港、当該積荷を搬送したコンテナ及び運搬車両から新たなアリの発見情報はないことから、神戸港及び岡山県笠岡市のヒアリ確認地点周辺に定着・繁殖している可能性は低いと考えられるという。なお、6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は9月20日現在で11都府県・19事例となった。
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