環境省と国交省、ヒアリ確認地点周辺や港湾におけるヒアリ調査の実施状況を報告(第3報)
発表日:2017.10.13
環境省と国土交通省は、ヒアリ確認地点の周辺や全国68港湾において順次実施しているヒアリ調査について、実施状況報告(第3報)を発表した。特定外来生物であるヒアリは、平成29年6月9日に兵庫県尼崎市で初確認されて以降、現在までに21事例が報告されている。そこで、1)ヒアリ確認地点の周辺2km程度(12都府県・18市区村)、2)中国・台湾・フィリピン・マレーシア・オーストラリア・ニュージーランド・北米・カリブ・中米・南米からの定期コンテナ航路を有する68港湾を対象に、専門業者等により、目視調査及びモニタリングトラップ(粘着トラップ等)による調査を実施している。今回の報告において、1)は一部地域(名古屋市・笠岡市)を除き2回目の調査が終了し、これまでのところ、北九州市でヒアリが発見された。弥富市、北九州市及び横浜市では、追加的に1~2回の調査を実施する予定。2)は2回目の調査が横浜港の一部を除き終了し、北九州港及び名古屋港でヒアリが発見された。3回目の調査は10月上旬より順次実施する予定という。