環境省、名古屋港におけるヒアリ確認情報等を公表
発表日:2017.06.30
環境省は、名古屋港において、特定外来生物のヒアリ(Solenopsis invicta)が確認されたと発表した。これは、中国・広東省広州市の南沙港から出航し、平成29年6月23日に鍋田ふ頭(愛知県弥富市)に陸揚げされたコンテナ(1個)の外部で、港湾運送事業者が発見したもの。発見されたヒアリ(7匹)は既に防除済みで、専門機関により、同年6月30日に同定された。一方、当該コンテナが一時的に留め置かれた地点(弥富市1カ所)周辺に殺虫剤を設置し、捕獲トラップの設置などによる緊急調査を開始するとともに、愛知県へ情報提供などを実施した。ヒアリは、世界各地で大きな問題となっている有毒アリで、神戸市でも確認されている。今後、同省では国土交通省の協力を得ながら、輸入コンテナ取扱量の上位6港(東京港・横浜港・名古屋港・大阪港・神戸港・博多港)と、ヒアリ分布地域である中国・台湾に近い沖縄県内の代表港湾である那覇港の計7港で、調査を実施するという。
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