国交省、下水道技術海外実証事業の第1号実証技術を決定
発表日:2017.10.19
国土交通省は、下水道技術海外実証事業(WOW TO JAPANプロジェクト)の第1号実証技術を決定したと発表した。同事業は、日本の下水道技術の海外展開を促進するため、海外における実証試験と普及方策の検討などを行うもので、平成29年度に創設された。今回、応募のあった技術について審査した結果、第1号実証技術として、「異形管用自立非開削下水道管路更生工法」を決定した。同工法は、既設管内に帯状の硬質塩化ビニル製の資材を螺旋状に結合させ、新たな管を構築する技術。積水化学工業(株)、日本下水道事業団で構成される「下水道技術海外実証事業共同企業体」が、ベトナムのホーチミン市で平成29年12月から実証試験を開始するという。
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